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ARC認証ラベルの調達 - 思う以上に難しい
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COVID-19によって多くの企業が様々なビジネスエリアを開拓したり拡げることに奮闘させられており、それは我々も同じである。今回、我々はARC認証済みラベルを研究するプロジェクトを始動した。そこでまずは可能な限り多くの認証済みラベルを手に入れることから着手し、16のラベルメーカーから179種類のラベルを50〜100枚ずつ調達することを検討した。

免責事項:各社問い合わせへの反応や納期はパンデミックが影響していた。しかしそれを考慮しても、RFIDラベルを調達することは難しく、また十分な時間的投資を必要であった。このブログでは調達プロセスを紐解いていく。

サプライヤーへのコンタクト

我々は調達プロセスを一から始めた:製品をインターネットで検索し、各企業のウェブサイトの問い合わせ先情報を通じてARC認証済みラベルを購入すべく連絡した。情報自体はすぐに見つかったものの、ラベルをオンラインで購入できる可能性は皆無であった。各社へ連絡を取るにつれて、調達プロセスの主な障害の一つに直面していることが明白となっていった。

問い合わせたうちの約半数の企業からは返信がなく、企業のウェブサイトに問い合わせフォームがあっても元のメッセージへの返信は一切なかった。対照的に、ウェブサイトに担当者のメールアドレスを載せている企業からはすべて返信があった。返信のなかった半数の企業と連絡を取るために、社内の身近なコネクションを使うことに決めた。

もし最初の問い合わせに対して未回答の場合、どれほどの潜在顧客が他のサプライヤーへ流れていってしまうだろうか。

市場において以前からのコネクションがなければ、我々はラベルの半数も調達できなかったであろう。Voyanticはこの市場で15年以上に亘ってタグのサプライヤーとネットワークを構築している。新たな企業がRFID技術を使うことに関心を寄せているものの、関連する情報やサンプルの入手がこのように難しいようであれば、先への進展はないように思われる。

少量発注というオプション

企業によっては、少量のオーダーは悩みの種であり、特殊なアレンジやより詳細な情報を必要とする場合がある。テクノロジーの活用に取り組もうとする新たな企業にとって、希薄なコミュニケーションと大量のサンプルという組み合わせは喜ばしいものではない。認知度を高めることと、少額投資によってハードルを下げることは、RFIDというテクノロジーの活用を広げるために極めて重要であるはずだ。

顧客調査もしくは尋問?

我々の問い合わせに対して、テストの目的や結果の活用、他の購入検討先など多くの質問を受けた。テスト結果の活用については、その時点では限られた情報しか開示できなかったのだが、それが時にはラベルを購入することすらできなくなるほどの障害となってしまった。サンプルの購入において、限られた情報の開示は必要ないはずである。自社の製品がどのように活用され顧客のニーズを満たしているかを知るといった情報収集は良しとしても、それが購入プロセスを遅らせたり、困難にしたり、ましてや不可能にするほど行うべきではない。

良かった点

様々な企業で障害に直面したものの、当然、模範的な振る舞いで協力を得られた企業もいくつかあった。問い合わせた同日中のレスポンスに始まり、翌週にはサンプルが我々の手元に届いていた。交換対応に時間を要する企業もある中、届いたサンプルが古いと分かると即座に新品との交換に応じてくれる企業もあった。またある企業は、我々が探しているラベルが入手不可であることが分かると非常に親身に対応してくれた。

サンプルタグの調達の良し悪し

3月初旬にこのプロジェクトを開始してから、13社からは7月までにサンプルを調達することができたが、他の3社からは全く調達できなかった。

大半の企業は快く協力してくれるものの、多くの場合は何度もやりとりが必要となり調達に時間を要する。今回のサンプル調達において、優良なネットワークを構築しておくことは非常に重要であり、また同時に、新しいコネクションを構築できたことも有益であった。

我々はタグのサプライヤーへの進言として、サンプルのオーダーは長期的な顧客関係の新たな開始であるということを指摘したい。これはサンプルを通常のオーダーと同等の重要度で処理することの十分な理由になるだろう。

2020年10月22日に編集済み。このブログに対するフィードバックを受けて慎重に検討した結果、他を引き合いに特定の企業を公に称賛することはいささか不公平であると判断し、特定の企業への言及を削除した。我々の要求に対する各企業の反応が様々だったことには多くの理由があるかもしれない。その一つは、Voyanticが通常のバイヤーではないと認知されていることだ。ただ、我々はまだこのトピックが重要であると認識しており、特定の企業ではなく、業界における問題点を指摘することが我々の真意である。

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Original English blog text kindly translated by Mr. Masato Ueno from Altech Co., Ltd.

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